共働きの家庭だと、どうしても家のことが後回しになりがちです。DINKsの場合は基本的に二人ともフルタイムで仕事をしていたり、自営業として朝から晩まで働いていたりすることもあるため、掃除が滞り部屋のあちこちが散らかった状態になりやすいかもしれません。
DINKsでももちろん家事が得意な人は多いため、忙しくても毎日のように家を綺麗にしている場合もあるでしょう。しかし家事が得意な人にとっても不得意な人にとっても、少しでも手間を省ける住居スペースに整えておければ自分の時間も作りやすくなります。
DINKsが快適な生活をするために、シンプルな収納術を考えていきましょう。
DINKsが二人で考える重要性
家庭内の収納を考える時には、夫婦のうちどちらか一方に任せるのではなく二人で考えることが重要です。
片方に任せきりになっていると、せっかく考えた収納術も伝わりにくく活用しきれません。二人で住む家である以上は協力して家の中を整え、ゴチャゴチャした環境とは異なる快適性を目指しましょう。
おすすめのシンプル収納術
100円均一や定額アイテムを活用
100円のボックスや298円の定額収納アイテムなど、かけるべきところにはコスパよくお金をかけていきましょう。
棚にそのまま物を詰め込んでいくとどこに何があるか分かりにくくなります。そのため同じサイズのボックスをいくつか重ねておくことにより、見栄えとしてもその中身としてもスッキリと整いやすくなります。
クローゼットは収納ボックスでまとめる
よく使う物を前の方に、あまり使わない物を奥の方に置いておくのはクローゼット収納の基本です。その他にも収納しておきたい洋服のサイズを事前に計っておけば、余計なスペースを取りすぎることなく適した収納ボックスを選べます。
クローゼットが二段になっているご家庭なら、下の段には大きめの物も入る引き出しタイプの収納ケースが便利です。種類によっては自由に積み重ねられるタイプもあります。
上の段の場合は出し入れの手間も考慮し、ファスナーで開閉する布製のボックスが便利に活用できるでしょう。
ブックエンドでキッチン収納
生活の中でもキッチンは収納が難しい箇所でもあります。毎日使う場所であるうえに使用する器具や用具も多く、物もかさばりがちであるため、使ったまま出しっぱなしになってしまうこともあるはずです。
鍋類やボウル類などの大きいものは、シンク下の収納スペースをうまく活用しましょう。上にどんどん重ねてしまうと次に取り出すときのストレスとなるため、上に積み重ねるのではなく横向きに置いていきます。
必要な個数のブックエンドを収納スペースに並べておくだけで、鍋を一つずつ横向きに置けるので出し入れが非常にスムーズになります。
冷蔵庫内はラベルでスッキリ
外から見れば片付いているかどうかわからない冷蔵庫ですが、開くたびにうんざりするほど物で溢れている家庭も多いです。
冷蔵庫の中は適した大きさの収納ボックスにラベルを貼り、どこにどの食材や調味料が入っているか分かりやすくさせておきます。冷凍庫の魚類肉類は密閉パックに移し、重ねるのではなくそれぞれ立てて横に並べておけば使い忘れも防ぎやすいです。
凝った収納は必要ない
収納術と聞くとどうしても、独創的なアイディアやお役立ちアイテムの特徴を把握しているなど、向いている人と向いていない人がハッキリ分かれそうなイメージがあります。
しかし凝りに凝った収納術を見せびらかす必要はありません。誰にでも簡単にできるシンプルな収納方法を、無理のない範囲の中で二人で協力し合いながら行っていくことが大切です。
まとめ
収納とはより快適で暮らしやすい生活スペースを作るためにある方法です。ごちゃごちゃとした室内だと何をするにもストレスが溜まりやすくなりますが、部屋が片付いていれば帰宅した時の心境も変わります。
二人で一緒にシンプルな収納術を考え、無駄のない効率的な生活を送りましょう。
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