DINKsが押さえておきたい 資産運用のポイント

DINKs

現代の日本はただ貯金をしているだけでは安心できない世の中になっています。普通口座に入れておいても利子はほとんどつかず、定期預金にしてもそれは同様です。
貯金すれば勝手にお金が増えた時代とは異なるため、子供のいないDINKsだからこそ資産の形成に関心を持つ事が重要となります。

DINKs に適した資産の形成とは

収入が安定していて、子育てのための出費がないDINKsにとって、日々の消費行動さえ注意しておけば貯蓄は難しくありません。
貯蓄した資金はただ預金口座に保管しておくだけではなく、せっかくならば投資に回して資金を増やしてみると良いでしょう。資産運用を早いうちに勉強しておけばいざというときの備えにもなります。

DINKsが資産運用していくための方法

株式投資

資産運用を考えた際に必ず耳にする言葉が株です。元本が少なくても、少額から購入できる株も多くあるため、まずはお試しで取引をしてみて経験を積んでいくこともできます。
ネット証券で口座を開けば誰でも簡単に取引を開始できるのが株の特徴です。なるべく株価が下がったところで購入し、なるべく株価が高くなったところで売却することで利益を確定させます。
このような売却益の他にも、企業や業績によっては配当金株主優待を得る事もできます。売却益の獲得は難しそうでも、株主優待を得ることは心情的にもややハードルが下がるため、そもそも優待目的で株を購入する人も少なくありません。欲しい優待で株を選んで購入するのも一つの方法となります。

投資信託

誰にでも始められる株の売買と言っても、どの銘柄を買えば良いのか種類が多すぎて困惑する人も多いでしょう。そこで活用できるのが投資信託です。株のように自分で株を買い、自分でタイミングを見計らって売却すると言った必要がなく、プロに資金を預けておけば定期的な配当を得られます。資産運用に慣れていない投資初心者にとっても、適切な手段の一つと言えるでしょう。
安く買って高く売るという利益獲得の流れは株と変わりません。株の場合は株価のボードを見ておかなければ買い時も売り時も把握しきれませんが、投資信託であれば全ての手間を投資のプロが引き受けてくれます。
最初にどの投資信託を購入するかをしっかり考えておかなければ損失の恐れもありますが、証券会社や金融機関で相談しながら選択する事もできます。

つみたてNISA

NISAには一般NISAつみたてNISAがあります。一般NISAは年間120万円までの元本を5年間拠出できるため、投資できる元本の上限は600万円となります。つみたてNISAは年間40万円までの元本を20年間維持できるので、拠出上限は800万円です。
つみたてNISA も一般NISAと同様に、配当金や譲渡金が非課税となります。つみたてNISAはより長い期間で非課税投資を継続させることが可能であり、その性質から非課税対象となるのは一定の投資信託となります。
投資信託の購入を考えている場合には、つみたてNISA口座を活用することによってより効率的な資産運用を目指せるでしょう。

iDeCo

iDeCoとは私的年金の制度の一つです。厚生年金や国民年金などとは異なり、加入はもちろん任意となっています。
iDeCoは積立金、つまり掛金の運用方法を自分で選択します。運用方法は株や投資信託、外国の債券などもあります。掛金と、その運用によって発生した利益の合計額が将来の給付額として戻って来る制度です。
老後2,000万円問題や将来の公的年金制度への不安など、長寿大国である日本では老後の心配が絶えません。公的年金を補強する意味でも、iDeCoによる給付を備えておけばある程度以上のゆとりが生まれる可能性があります。
ただし、iDeCoへの積立金やその運用利益は60歳まで引き出すことができません。長生きすることが前提の運用方法となっているため、積立金をいくらにするかは熟考が必要となります。

まとめ

お金に余裕があるDINKsでも、将来もその状況が続くとは限りません。お金にばかりこだわるのも良いとは言えませんが、将来に備えるための資金があるに越したことはないはずです。
資産運用の方法を学び、賢く人生を過ごしましょう。

この記事を書いた人
りな

ライターのりなです。
ブラック企業の元社員。現在は自由を目指して毎日コツコツ地道に生きています。
少しでも分かりやすい情報を皆様にお届けできるよう頑張ります。

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