子供がいる友人ばかりで孤独を抱えてしまうDINKs

DINKsは仕事や趣味を自由にできる一方、世間的な価値観からは理解されないことも多いです。パートナー以外に相談できる友人が誰か一人でもいれば気持ちにもゆとりができますが、その友人に子供がいると気軽な相談はしにくくなります。
子供がいる友人ばかりのDINKsが楽しく生活していくためには、どんな対応法があるのでしょうか。

子供がいる友人ばかりであることのデメリット

友人たちの話に交ざれない

元々仲の良い友人同士は気さくに交流できるものですが、どちらかに生活の変化があるともう一方がそれを感じ取りやすくなります。友人のほとんどは結婚したけれど自分だけDINKsで子供がいない場合、友人に子供ができると祝福する気持ちと同時に複雑な感情も芽生えるはずです。
友達同士で集まっていても、周りの友人がみんな子持ちだと話に参加しづらくなります。女性は特に社交的な人が多いため、それによって疎外感を抱えやすくなるでしょう。
友人たちは何も気にしていないかもしれません。しかしDINKsは自分だけで、周りは子供がいる友人ばかりだと、寂しくなったり気まずくなったりと精神的な負担が大きくなってしまいます。

子持ち世帯が羨ましくなる

自分で決めてDINKsになったのだとしても、周りの友人に子供がいると羨ましくなってしまうこともあります。
子供がいる生活は賑やかそうだと思ったり、夫婦で子育てするのは大変でも楽しそうだと想像したり、もしも自分にも子供がいたらと考えてしまうこともあるでしょう。望んでDINKsになったはずなのに物足りなさを感じやすくなるかもしれません。

自分の生き方に疑問を抱き始める

子供がいる友人ばかりだと話題の多くは子供のことになります。友人の子供の話を聞きながらその子の成長を感じていると、自分にもしも子供がいたらという想像が膨らみます。
このまま子供を作らない生き方でいいのかと悩み始める人もいるでしょう。出産を決めるのを躊躇う年齢になってくると、自分の過去を振り返って後悔してしまう場合もあります。
DINKsに限らず、子供がいるかいないかは人生を大きく左右します。そのため自分がした選択を疑問視し始めてしまうのです。

DINKs が友達を増やすための対応法

DINKs のコミュニティを探す

子育ての悩みを話し合うコミュニティがあるように、DINKs同士がDINKsの悩みを話し合うためのコミュニティもあります。
同じ境遇や環境にいる人とはやはり話が合いやすいものです。子持ちの友人にはできない悩みを打ち明ける場にできる可能性が高いでしょう。

DINKs が多い趣味を見つける

収入面が安定していて経済的な余裕があるDINKsだからこそできる趣味もあります。
女性向けの趣味活動には家庭的なものも多いですが、お一人様やDINKsが集まりやすい趣味サークルを見つけてみましょう。趣味活動をしながら仕事の悩みを相談し合える仲間とも出会えるかもしれません。

DINKs向けのオンラインサロンに入る

SNSやウェブ上のコミュニティが盛んになった現代では、オンラインサロンを開いて仲間を集めている人も多いです。
オンラインサロンとは大まかに言うと、月額制で利用できるコミュニティのことを指します。主催者からノウハウ等の提供を受けられる他、同じ考え方や方向性を持ったコミュニティメンバーとの交流ができます。
同じ目的や似たような志向を持っている人たちが大勢集まる場なので、性別も仕事も年齢も異なり生活のタイプも様々です。DINKsのように子供がいない人でも肩身の狭い思いを感じにくく、自分のスペックや家庭状況などは一切関係のない交流を持てる可能性が高まります。
主催者やグループメンバー同士がオフ会を開くこともあるため、ネット上でのやり取りに限らず現実の付き合いに発展させる事もできます。

まとめ

DINKsは子供がいないことによって孤独を感じることもあります。子供がいる友人ばかりが周りにいるとなおさらでしょう。
DINKsの生き方を理解してくれるコミュニティを探したり、趣味の仲間を集めたり、自分にできる対応法を考えて一人でも理解者を得ると精神的な安定にもつながります。