DINKsが子供を作らない理由とは?

DINKs

DINKsの夫婦には子供がいません。DINKsが子供を作らない理由は夫婦によって様々です。
子供がいた方が幸せだと考える人も世の中にはたくさんいますが、子供がいるかどうかによって幸福度が左右されるとは限りません。DINKsとは、幸せな家庭作りを子供の存在に頼らない夫婦であるとも言えるでしょう。
そのように夫婦二人だけで家庭を築いていこうと決断する理由には、一体どんなものがあるのでしょうか。

なぜDINKs は子供を作らないのか

仕事に集中したい

DINKsが子供を作らない理由の中でも、それぞれがしている仕事を優先して生きていきたいという考え方は特に大きいと言えます。
共働きの夫婦に子供ができた場合、それ以前と全く同じ生活の仕方をするのは非常に難しくなります。育児のために割かれる時間が大部分を占めるため、少なくとも産後しばらくは仕事を休まなければならなくなるでしょう。


男性の育休取得率が低い日本では、育児に専念するのは基本的に女性となります。キャリアを積んで毎日の時間を仕事に費やしていた女性であっても、子供ができるとその途端に夢や将来への展望を手放す状況になってしまいます。
DINKsの夫婦は予めこの点を話し合っていることが多いです。結婚してからお互いの意見を出し合い、結論に至る場合もあるでしょう。


人生の中の大部分を仕事のための時間とし、キャリアを積んで自分の能力を高めていくことを望むのであれば、出産や育児というものがどうしても負担となります。それを防ぐために子供を作らないという決断をするのです。

夫婦の時間を大事にしたい

世間の多くは結婚したら子供を作るものだと考えていますが、子供がいるいないにかかわらず幸せな家庭を作る事はできます。

DINKsの夫婦はその考え方を実現させた家庭です。夫婦という二人の関係を何よりも大事に考え、子供がいなくても幸せな生活を送っていくことを望んでいます。
子供が自立した後はいくらでも親に時間ができますが、生まれたばかりからある程度成長するまでは子供に多くの手間がかかります。二十代や三十代のもっとも活発的な時期を育児や子育てに費やすとなると、夫婦の時間を大事にすることが難しくなってしまうのです。

子供を作ることへの疑問がある

女性は子供を産んでこそ一人前という考え方は昔から定着しています。結婚したのにいつまでも子供ができない夫婦に口を出す親戚や知人も少なくないでしょう。
DINKsにはこういった常識に疑問を持っている人もいます。生まなければならないという義務的な感覚を押し付けられるのを好みません。
子供を作らないからと言って世間から責められなければならない理由はないはずです。DINKsは子供がいない分仕事に集中する環境が整いやすく、それによって収入が増えることで社会にも貢献することができます。子供を作るのが当然だと考える世の中で、自分たち夫婦の信念を貫いているとも言えるでしょう。

経済的・身体的な事情がある

本当は子供が欲しいと思っているものの、経済的な事情や身体的な事情によって子供を作れない夫婦もいます。
子育てには沢山のお金がかかります。教育を受けさせるためにも莫大な資金が必要となり、それを捻出できるかどうか考えたときに難しいと思い、子供を諦めるケースもあるでしょう。お金にある程度の余裕があっても身体的な理由によって子供を産むことができないなど、人それぞれ子供を持たない事情は様々です。

まとめ

DINKsが子供を作らない理由は夫婦によって異なります。しかしその結論に至るにはそれぞれの考え方があり、難しい選択をしたことによって生き方をきちんと決めた証拠でもあります。


結婚しても子供を作らないことにより、周囲からは批判的な言葉をかけられることもあるかもしれません。しかし世間の意見のせいで落ち込む必要はありません。
夫婦がどのように生きていくかはそれぞれの自由です。批判に負けることなく、DINKsとして楽しく堂々と夫婦生活を送りましょう。

この記事を書いた人
りな

ライターのりなです。
ブラック企業の元社員。現在は自由を目指して毎日コツコツ地道に生きています。
少しでも分かりやすい情報を皆様にお届けできるよう頑張ります。

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